もっと介護保険介護タクシーを知ってもらうために
どうして介護保険介護タクシーが
競争原理に対抗ができるのか
今回は、今、この場で
その理由が明らかになります。
競争原理はどこでも必ずあります。
この競争原理は避けては通れないひとつの現象です。
しかし、あなたは同じ思いで悩む必要はありません。
地元地域で競争に対抗できるようにしっかりと対策ができるようになります。
地域密着型として考える競争の原理
これから開業する地域に、競争相手が全然いないなんてことはあり得ないでしょう。
すでに事業者がいると想定しておかれたほうがよいのではないでしょうか。
開業する地域で、すでに営業しているタクシー事業者と競争になることは間違いがありません。
では、どうしたらその競争に勝つことができるのでしょうか。
経営者としては避けて通れない問題です。
やはり、運賃や料金で勝負するしかないのでしょうか。
そうだとすれば、安い運賃で対抗することはできますが、その分収入が減ります。
同じ額に設定すると、既に始めている事業者が有利になります。
高く設定すると利用者がつかなくなります。
どうしたら良いのでしょうか。
結論は、既に始めている事業者より運賃を安く提供し、高い収入を得ることができれば最高です。
又、これなら競争に勝つこともできます。
果たしてそんなうまい話があるのでしょうか。
答えはあります。
企業戦略としての運賃体系の使い方
介護保険介護タクシーのもつ特徴をうまく使いこなせれば問題は解決します。
それはこうです。
介護タクシーの運賃は、ゾーン運賃制です。
ゾーン運賃制は、2?で630円で以後338メーターを増す毎に90円が加算されます。
介護保険介護タクシーの運賃は、ゾーン運賃制ともうひとつ介護輸送サービスの運賃です。
この介護輸送サービスの運賃体系を企業戦略とすることで、地元地域での競争原理に対抗することができるようになります。
介護保険介護タクシーの介護輸送サービスの運賃は、2?で300円で以後1?を増す毎に100円が加算されます。
この運賃体系を使用して、実際の運賃収入や利用者の払う金額等を計算してみましょう。
ご利用者は、介護度4の方で車イスです。
10?を走った場合の双方の運賃を計算し、比較してみます。
★双方の運賃計算比較表
種類 | 運賃メーター | 介護保険 | 利用者負担 | 事業者収入 |
---|---|---|---|---|
介護保険介護タクシー | 1,100円 | 244円 | 1,344円 | 3,548円 |
介護タクシー | 2,700円 | 0 | 2,700円 | 2,700円 |
上記は、現在(2008年) 国土交通省が発表している実際の運賃に基づいて計算したものです。
介護保険は全国共通の介護報酬体系を基に計算されています。
利用者が払う金額や事業者に入る収入等を見てみましょう。
10?ということで同じ距離を走った場合、利用者が介護保険介護タクシーより介護タクシーに多く金額を払っています。
又、事業者の収入は、介護タクシーより介護保険介護タクシーのほうが多い収入になっています。
これっていったい何を意味しているのでしょうか。
同じ距離を走った場合、利用者は支払い金額が少ないほうに魅力を感じ集まります。
又、収入を多くとれるほうを事業者は好みます。
介護保険介護タクシーは上記のような運賃を使用することが出来るので、すでにいる介護タクシーの事業者よりも優位性があります。
又、競争原理が働く地域でも生き残れるということが云えるのです。
すでに居る地域の介護タクシーと競争しても優位性があるということを証明したのですがおわかり頂けたでしょうか。
※コアラから一言メモ
介護保険介護タクシーは、介護保険を使用してご利用者にサービスを提供する事業です。
ご利用者は、低料金でサービスを受けることができるので人気があります。
介護保険は、これからさらに進化していく課程にあります。
将来的にも安定して継続できるようにさらに発展を続けていくことを目指しています。
信用の問題ですが、介護保険介護タクシーは地域の福祉の輪の中での営業となりますので、役所や居宅介護支援事業所や施設、病院等と福祉の連携の基にサービスが行われます。
この福祉の連携の中でのサービスを提供するので、ご利用者にも信用を得ることが容易になります。
このように将来においても、しっかりとした基盤づくりを可能としていますので、介護保険の基礎知識や移送介護技術及び運営書類等の基本事項の整備等については、正確に装備する必要があります。
コアラの講座は、これらのものを全て含んだ内容にて講座を行いますので、開業する皆さんは安心してコアラにお任せすることができます。
コアラでは、介護保険介護タクシーを開業したい事業者には、いつでも門戸を開いとお待ち申し上げております。
フルサポートで対応致したいと思います。
介護保険介護タクシー の強み
介護保険介護タクシーは仮りに介護保険を使用しなくても、介護タクシーの事業免許を含むということですので、介護タクシー事業もできます。
介護タクシーの免許も含むわけですから、どう考えても介護保険介護タクシーのほうが優位だとお考え頂ければよいと思います。
介護タクシー事業ができて、さらに介護保険も使うことが出来るのが介護保険介護タクシーの強みです。
いづれにしても、介護保険介護タクシー事業を選択したほうがお得だということが今回初めて理解されたことと思います。