レターページ1

介護保険介護タクシーのしくみ


介護保険介護タクシーと介護タクシーは、全然違うということを、知っていますか ?



ほとんどの方々は、介護タクシーは皆同じだと思っています。

これから開業を予定している事業者もそのように考えています。

介護保険介護タクシーは、介護保険を使う免許と全額現金扱いの介護タクシーの免許の2点の申請ができるというところに他とは違う大きな特徴があります。

ちなみに介護タクシーはケア輸送サービスの運賃体系のみの申請になります。

2点の免許を含むということは、より多くのご利用者層を対象にサービスを提供できるということであり、事業のチャンスがさらに広がるということを意味します。

競争に負けないためには、有利性のある事業を選択することは経営者としての基本でもあります。

必要なのに知られていない申請免許なので、この際に是非知って欲しいと思います。


————————————————————-
大切なことなので二度説明します。

  • 介護タクシーは、一点のみ
     全額現金扱いの申請免許
  • 介護保険介護タクシーは2点
     介護保険が使える申請免許
     全額現金扱いの介護タクシーの申請免許
     



さらに、違いが明らかになります !



■ 開業資金について

開業の準備資金は、自宅を事務所にした場合は、車両に一番お金がかかります。

軽自動車でしたら160万円からでストレッチャー用のワゴン車では350万円からとなります。

車両にかかる費用に二種免許の取得費用及び事務所設備にかかる費用 (机・パソコン・電話・FAX・応接セット等) に事務費用 (名刺・印鑑・カタログ・封筒・領収書・コピー用紙等) とそれに開業支援事業所に支払う費用等を足せばおよその合計がでます。

半年位の人件費や運営資金をみておくとよいと思います。そのためには、事業計画を作成することが大事です。

約350万円ぐらいとなりますが、車両をローンやリースで扱うとその分安くて済みます。



■ 事務所について

自宅を事務所にできます。

仮眠所及び休憩所については、自宅の一室を使用します。

駐車場は、自宅事務所から直径で2?の範囲内で設置することができます。
農地以外であれば、問題なく設置できます。

事務所及び駐車場が賃貸の場合は、家主からの承諾書および賃貸契約書が必要になります。

介護保険介護タクシーや介護タクシーは、事務所や駐車場等についてはほとんど同じ条件です。



■ 資格について

介護保険介護タクシーの申請資格には、法人格・2種免許・ヘルパー2級以上が必要です。

介護タクシーの申請資格は、二種免許だけです。

  • 介護保険介護タクシーと介護タクシーは、入り口の申請の部分から全然違います。
    個人で申請するのは介護タクシーで、法人で申請するのが介護保険介護タクシーと思ってください。許可されてから変更するには、最初から行わなければならないので、先ず慎重に選択することから始める方が良いと思います




■ 申請について

介護保険介護タクシーの場合

介護保険介護タクシーは、介護保険を使用するために法人格が必要になります。

申請期間は、法人格取得で約1ヶ月以上〜とタクシー申請が3ヶ月以上〜で介護保険指定申請が1ヶ月以上で約5ヶ月以上〜かかります。
これは最低の基準です。

法令試験があります。(関東圏は免除)

介護タクシーの場合

介護タクシーは、個人での申請です。

申請期間は、約3ヶ月からとなります。なにもなければ許可されます。

法令試験があります。(関東圏は免除)

※個人と法人について

法人格には、NPO法人と株式会社や合同会社等があります。
法人は1名からでも簡単に設立することができます。
法人格の設立費用については0円からでもできますので、ほとんど費用は収入印紙代程度で済みます。
法人になることは、自立し活動主体として法的に認められることによって、契約の主体、所有の主体となれ、さらに社会における信用がつくり易くなります。
個人でも会社を設立できる訳ですから、個人にこだわるよりは、むしろ法人で開業した方がよりメリットがあるのではないかと思います。




■ サービスについて

介護保険介護タクシーの場合

介護保険介護タクシーの提供するサービスの内容は、ベットからベットまでが基本的なサービスになります。

ベットtoベットの内容としては、トイレ介助やベットでの更衣介助やベットから車いす移乗介助・階段介助・車いす移動介助・乗車介助などを含む一連の介助(乗降介助)が行われます。

病院などの目的地に到着したら、降車介助して車いすを診察室までかベットまで介助します。

この乗降介助の部分に介護保険が適用されます。
難しい介助ほど料金に違いが生じていきます。

介護保険介護タクシーは、福祉の連携の輪の中で運営や営業をします。
チラシまき等はほとんどしません。
ちなみにケアマネージャーがご利用者の病院の送迎計画を立ててくれます。

[check]乗車前介助と降車後介助をあわせて乗降介助といいます。(乗車介助と降車介助は、意味が違いますので注意してください。)


介護タクシーの場合

介護タクシーの提供するサービスは、ほとんどが運賃メーターの部分が大半を占めます。

ご利用者は、玄関で待っている状態です。
乗降介助はほとんどなくドアtoドアになります。
車いすのご利用者でも、家族の方達が介助を受け持ち玄関で待っているのが特徴です。
目的地についたら病院側が介助を受け持つか家族の方が介助するようです。

難しい介助については、ほとんどサービスが提供されていないようです。

介護タクシーは、チラシまき等でご利用者を探します。

介護保険介護タクシーのサービスは、難しい身体介護に対応するベットtoベットが基本になります。 

介護タクシーの場合は、ドアで利用者が待っている等簡単なご利用者に対応するドアtoドアが基本となります。




■ 開業支援事業者に支払う費用

介護保険介護タクシーの開業支援は、行政書士及び協会では対応していません。
介護保険介護タクシーを自ら経営し、実績とノウハウのある開業支援事業者に支援を依頼することが望ましいです。
申請や運営・営業・介護保険の知識やタクシーの知識及び現場でのノウハウやどのような人でも動かすことができる介護技術や現場同行研修等でフルサポートしてくれる開業支援事業者を選択する。

介護タクシーの開業支援事業者は、行政書士及び協会等があります。
ほとんど申請のみの対応となります。

※介護タクシーの申請は意外と簡単なので、ご自分で申請する方も大勢います。

介護保険介護タクシーや介護タクシーの支援事業者に支払う費用は、どちらもおよそ50万円ぐらいが相場のようですが、その内容には大きな違いがあるということが理解できたと思います。
よく研究することが大事です。

介護保険介護タクシーのメリット

介護保険は一割負担の低料金で安く使用することができるので、より多くのご利用者を対象にできます。

介護保険介護タクシーは、介護タクシーを含むことができます。
つまり、介護タクシーの申請免許をも許可されるということです。

さらに、介護保険でご利用者は一割負担で使用できる免許も許可されるのでお得です。

介護保険介護タクシーのデメリット

介護保険介護タクシーと介護タクシーの準備資金に要する費用の違いは、介護保険介護タクシーは、法人格が必要でありヘルパー2級以上の資格が必要なことです。

法人格の取得費用は収入印紙の諸費用がかかるぐらいで、ほとんど0円からでもできるのでお金がかからないとして、ヘルパー2級以上の資格取得の費用にお金がかかります。

介護タクシーとの違いは、法人格の取得期間とヘルパーの資格取得の費用が余分にかかるぐらいです。

法人格とヘルパー取得の費用等については、デメリットといえばデメリットになりますが、むしろご利用者を集客する手段だと考えるとデメリットになるかどうかは考え方次第です。

開業するなら条件も資格もそんなに違わないので、断然介護保険介護タクシーのほうが有利かも !
}} 



成功する事業者になる為のポイント


?介護保険介護タクシーを選択するには理由がある



悩むより、なぜ?と考えるより、とにかく介護保険が使えるようにすることが大切です。


介護保険を使用しての送迎は、ご利用者が一割負担の低料金で利用できるので、ここに大勢のご利用者が集まっています。


介護保険は、国が運営している制度でつぶれる心配がない等将来的にも安定した経営ができます。


2015年には、高齢者の人口は4人にひとりになるといわれています。
高齢者の半数は、なんらかのかたちで病院に通院しています。
これらのことから介護保険介護タクシーがさらに需要を増すことが予想されています。





介護保険介護タクシーは、介護保険を使うことで役所、施設、病院等福祉の連携の輪の中で運営されるので、信用がつくりやすくなります。


利用者にとっては、信用のある事業者にサービスを依頼する傾向にある。
介護保険介護タクシーの事業を始める事業者は、福祉の連携の輪の中で活動するのでより信用を得やすくなります。

#style(class=graybox1){{
介護保険は、国が運営している事業です。
介護保険介護タクシーは、将来においても安定した経営が期待できます。




?研修で成功のノウハウを学ぶ理由



この事業を成功させるには、申請にあるのではなく、申請後の運営や営業にある。


申請だけを業としている支援事業者では、申請のノウハウは持っているが、申請後の運営や営業のノウハウについては知らないことが多い。つまり、成功のノウハウをもっていない。


介護保険介護タクシーを経営している支援事業所の研修を受けることが最も重要なポイントになる。


実績のある事業所のノウハウを学べば、自分も成功することができる。

申請だけで、事業が成功するわけではない。
重要なのは、成功している事業者のノウハウを学ぶことが大事です。




?営業も大事だが、送迎介護技術も同じように大事 !



何度も何度も繰り返して、基礎的な介護技術を身につけてください。
どのような状態のご利用者でも動かすことができる介護技術を身につける必要がある。


ご利用者宅の室内や病院内等の介護に慣れる必要があるので、現場同行研修を採用している事業者から現場での介護技術を学ぶ。


あそこは、介護技術がよい、どのような人でも痛い思いをさせないで介助してくれるということが評判になれば、ご利用者が増えていきます。

それって営業と同じ行為をしたことになりませんか ?

成功する為のポイントのひとつに、プロの移送介護技術を学ぶことがはいっています。


基礎的な送迎介護技術を学ぶことが大切です
現場での同行研修も必要です
実は、この方法が最も信用をつくる上で重要になる






?サービス業なので接待の心得が大切



この事業は、人を相手のサービス業です。
サービス業としてのプロの心得(接遇のマニュアル)を学ぶ必要があります。


無理に営業に時間を費やすより、高齢者の身体の状況や精神状況等を学ぶことに時間を費やしてください。


サービスの相手である高齢者の知識を身につけ、高齢者に接する接遇マニュアルを学ぶ。

高齢者の性格や病気等を知り得た上で、接するための接遇マニュアルを学ぶことでやさしい介護ができるようになり、リピートにつながる。




?介護保険介護タクシーのしくみを理解する



先ず、自分が経営者になることを理解する。


タクシー関係のしくみを学ぶ。


福祉関係のしくみを学ぶ。


社会資源とはなに?

自分が経営者の素質があるかどうかを見極めておく必要がある

介護保険介護タクシーのしくみを徹底的に学ぶ


まとめ

成功の5つのポイント

・開業するなら介護保険介護タクシーを選択する
・実績のある事業所から成功のノウハウを学ぶ
・送迎介護技術を学ぶ
・高齢者の接遇マニュアルを学ぶ
・福祉のしくみを理解する

上記の5つをマスターすることが、成功につながる重要なポイントになります。


一言アドバイス

重要なのは、成功のノウハウです。↓↓
成功しないのは、成功のノウハウがないという単純明快な理由によります。





2566