介護保険介護タクシーの仕事

介護保険介護タクシーの仕事


介護保険介護タクシーの仕事

お年寄りが病院への通院などのためにタクシーを利用する場合、
介護保険の給付の対象となります。

介護保険で利用できるのは、病院の送迎だけではなく、
病院の送迎や公共機関 (銀行・郵便局・県庁・市役所・役場など) の送迎や
選挙や入所予定の施設見学とその他特例などがあります。

・病院の通院送迎
・公共機関 (銀行・郵便局・お役所) への送迎
・選挙の送迎
・施設入所予定の下見
・その他特例



地域に密着した

地元優先の

地域住民のための仕事です。




今後、ますます必要とされる仕事として各地で注目されています。





使用できる車両
下記の車両を使用することができます。


スロープ付き福祉車両

乗用車タイプ(軽自動車)

ストレッチャータイプ







介護保険介護タクシーとは ?

公的な制度である介護保険を使用して、
ご利用者は一割負担という安い料金で利用できるタクシーのことです。





介護保険介護タクシーの対象者は ?

介護保険介護タクシーの対象となるご利用者とは、
介護保険を使用できる要介護1から5の方、
自立支援法による障害者等(内部障害・肢体不自由・知的・精神障害)の人達が対象となります。

介護保険介護タクシーの仕事を知るには、
先ず、介護保険を使用するために、
介護保険のことを説明することから始めます。



介護保険を利用するには
市町村に申請し、認定を受けます !!

●介護サービスを利用できる方

介護保険料を納めている方(40歳より徴収)で以下の状態である方にご利用いただけます。

・40歳以上65歳未満で、特定疾病※1の方
・65歳以上で、要介護状態にある方

●介護サービスを利用するには

各市町村に申請します。
介護支援が必要と認められると利用できるようになります。

【申請の流れ】
?申請書を各市町村の介護保健課や介護保険係に介護保健証と一緒に提出します。

?各市町村の担当や委託を受けた居宅介護支援専門員が訪問して体の状態や心理面の状態に関する調査を行います。

?主治医により病気や心理面の状態を記載した意見書を作成し市町村へ提出します。

?一次判定、二次判定(介護認定審査会)

?原則として30日以内に市町村から認定結果の通知と、認定結果の記載された介護保険証が郵送されてきます。

※1 特定疾病
  ・筋萎縮性側索硬化症 ・後縦靭帯骨化症 ・骨折を伴う骨粗鬆症 ・初老期における認知症
  ・早老症 ・糖尿病性神経障害/糖尿病性腎症及び網膜症 ・脳血管疾患(脳梗塞・脳出血
   くも膜下出血等) ・パーキンソン病 ・閉塞性動脈硬化症 ・慢性関節リウマチ ・慢性閉塞性
   肺疾患 ・両側の膝又は股関節に著しい変形のある変形性関節症 ・脊髄小脳変性症
   ・脊柱管狭窄症 ・シャイドレガー症候群

※ 介護保険の申請は、ご家族の方や介護支援専門員(ケアマネージャー)が代行して行うことができます。



介護保険が使用できるようになった。
次はどうすればよいのでしょうか !!




先ず、病院に行きたいので、一割負担の安い料金で利用できる介護保険介護タクシーを依頼したいということを担当のケアマネージャーに告げます。

担当のケアマネージャーが、まだ決まっていないときは市町村の窓口にお問い合わせください。

登録されている事業所から選択できます。

担当のケアマネージャーは、ご利用者の要望に合わせ、
介護保険を使える介護タクシー指定事業者を探してくれます。

介護保険介護タクシー事業者は、市町村に情報を載せていますので、
その情報誌の中から容易に探すことができます。

ケアマネージャーは、介護保険介護タクシー事業者の予約が確認できたら、
サービスの申込みをします。

ご利用者は、利用した時に介護保険の一割負担分を支払います。

事業者は、残りの9割を国に請求します。
国は請求された9割を銀行に振り込みます。

このような流れで、
ご利用者は、介護保険を使用して介護保険介護タクシーを利用することができます。

ご利用者は、ケアマネージャーに毎月の予約を行うことで介護保険介護タクシーを継続して使用することができるようになります。




どのようなことをしてあげられるのですか ?



介護保険介護タクシー事業者は、ご利用者にどのようなサービスを提供してくれるのでしょうか。

介護保険介護タクシーの対象となるご利用者には、
要介護度1から5の方で、歩行介助の方や寝たきりの方がいます。

歩ける方には、歩行介助を行いながら、病院までの送迎を行います。

要介護度及び身体状態に応じ、適切な介助を行いながら病院の送迎をします。


仕事内容のいち例

例えば、歩くことが困難な方で、自宅のベットで寝ているご利用者を病院まで送迎する場合、
ベットでの着替え等の衣類着脱等の介助をします。
そして、病院までの通院のお手伝いをします。





ベットから車いすに移乗して車いすに乗ったままご自宅から福祉車両まで移動します。





ご自宅にいる間は、依頼された場合にトイレ介助やオムツ交換等も行います。





エレベーターのない公団や県営団地等の場合は、階段の介助を行います。





寝たきりの方には、簡易ストレッチャーやストレッチャーでの対応も可能となります。





在宅酸素や吸引機等のご利用も可能です。





福祉車両で病院まで送迎します。





きめ細かな対応のサービス、
介護保険で一割負担の安い料金、
安全でやさしいサービス等、
今後、地元地域では益々介護保険介護タクシーが必要とされています。










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