介護タクシー

介護タクシー


福祉自動車を使用して、介護保険の要介護及び要支援の認定を受けている者、身体障害者法に規定する身体障害者手帳の交付を受けている者、肢体不自由、内部障害、知的障害及び精神障害その他の障害を有する等により単独での移動が困難な者であって、単独でタクシーその他の公共交通機関を利用することが困難な者を対象に病院等の送迎をするサービスです。
収受する運賃は、ケア輸送サービスの運賃により、現金扱いとなります。




介護タクシーというのは正式名称ではなく、略称です。
正式には一般乗用旅客自動車運送事業 (福祉輸送事業限定又は患者等輸送事業限定) といいます。
運賃は、ケア輸送サービスの運賃体系を使用することができます。

※日本で最初に介護タクシーを始めた人は、九州のメディスの社長で木原圭介氏です。介護タクシーの名付け親でもあります。(東京交通新聞発行・介護タクシーそこまでやるの単行本発行)


資格

二種免許だけでよいです。

免許申請について

  • 一般乗用旅客自動車運送事業(福祉輸送事業限定)を申請します。


運賃について

  • 介護タクシーの運賃形態は、ゾーン運賃制を採用します。下限で2?までが630円で以後325メートルを走るごとに90円が加算され、収受する運賃は現金扱いになります。
  • ゾーン運賃制は、地方運輸局の範囲で各々地域制がありますので地域ごとに違います。
  • 福祉タクシー券というのは、介護保険とは別で障害者の方達が運賃より一割引きで利用できるシステムです。
    介護タクシー介護保険介護タクシーも障害者手帳を提示すれば一割引きのサービスをするようなシステムになっています。
  • 介護タクシーは、介護保険を使えると思って勘違いをする方がいますが、これは間違いで使えないというのが正解になります。
    介護保険を使用するには、介護保険介護タクシーの事業者にならなければなりません。


サービスについて

  • 介護タクシーの提供するサービスは、ほとんどが運賃メーターの部分が大半を占めます。
  • ご利用者は、玄関で待っている状態です。
  • 乗降介助はほとんどなくドアtoドアになります。
  • 車いすのご利用者でも、家族の方達が介助を受け持ち玄関で待っているのが特徴です。
  • 目的地についたら病院側が介助を受け持つか家族の方が介助するようです。
  • 難しい介助については、ほとんどサービスが提供されないようです。
  • 介護タクシーは、チラシまき等でご利用者を探します。

売上げについて

介護タクシー売上げについては、対象が現金のお客様に限られるので、利用するお客様は多くはありません。
事業者は、年金と抱き合わせの方や他の仕事と兼務(代行など)をしている方がほとんどです。
退職後の第2の人生をゆうゆう自適で過ごし、少し人の為に何か手伝うことがあればと考えている方に最適と思います。
子供を抱えて生活する方は、売上げの点で厳しいと思います。

売上げについては、それぞれの申請目的により違いが生ずるようです。
どうしたら稼げるのかという問題になります。
売上げについては、申請の種類により大きな差がでることが確認されています。
介護保険介護タクシー介護タクシー民間救急車救援事業乗り合いタクシー観光介護タクシーの中でどれが最も稼ぐことができるのかを精査することが必要です。
ヒントは、介護保険を使用できるかどうかでずいぶん違いますので、その辺を研究することで答えが出ると思います。




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