個人タクシー事業者になるには、運輸局で定められた審査基準を満たし、学科試験に合格する必要があります。
条件としては、年齢については65才未満であり、免許は二種免許 (普通または大型)を所持していること。
運転経歴 は運転手として雇用されて10年以上であり、タクシー・ハイヤー・バス(タクシー又はハイヤー経験を含む)は10年以上でその他(タクシー又はハイヤー経験を含む)は20年以上となります。また、過去3年以内に道路交通法の違反がないこと。ただし、申請日の1年以前に反則点1点を付された場合、反則金の納付のみを命ぜられた場合の いずれかの1回に限っては、処分を受けていないものとします。また、年齢によって無事故無違反年数は変わります。
その他 資金、営業所、車庫があることとなります。 以上は審査基準の基本項目であり、運輸局より公示されたすべての基準を満たす必要があります。
試験に合格すればタクシーを経営する個人事業者(一人一車制)として個人タクシーの免許が取得できます。
勤務時間については時間に制限なく自分の好きな時間に働くことができます。収入は稼げば稼ぐだけ全て自分の収入となります。
この自由さが個人タクシーのよいところのようです。
ちなみに平成25年3月現在、全国での個人タクシーの数は39,304台となっています。